2011-01-01から1年間の記事一覧
美しすぎる歯科衛生士が私の首に手をまわし、エプロンをつける。 ああ、世のオヤジどもの気持ちが少しわかったよ。
お隣のチワワが歯を剥き出して、吠える吠える吠える吠える吠える。
ここで書く言葉がみつからない夜。 頭の中に大きな蜘蛛が巣くっている夜。
今日も試練に耐えた。それは幻と知っていても、一生懸命頑張ってしまった。 まあ、そんな自分でもいいと思った。
福岡に住んでいます、と言う。 38歳の女です、と言う。 今日は七夕の夜9時半過ぎです、と言う。 突然どれもこれも本当かどうかわからなくなる。そして真面目顔して「私」を演じている事に吹き出してしまうのだ。
部屋の掃除とモノの整理で90% 、睡眠で10% 。 心の中のゴチャゴチャはこれで100%無くなる。
現代の魔法、SNS。
先延ばしにしないと決めた瞬間から、今までの多くが覆(くつがえ)るだろう。
ジェムストーンで満足する私の正体は、ダイヤモンド級のハートを毎日欲しがる贅沢女。
今日の空は雲の博覧会だよ。昼食を食べに帰って来た夫が言う。 そうそう。私もパスタを冷やしながら、雲の事を考えていたんだよ。
あなたは今年、シルバニアファミリーを選んだ。 10年後、このウサギさんやリスさんは何処へ。そして、あなたは何処へ向かうのか。
いつ行く?いつ会う?いつから始める? その問いかけすべてに「今日!」と答えることができるなら。
むかしむかし、 ため息をつきながら嫌々と蹴鞠に参加した人もいたのでしょうね。
産まなくては解らない事が沢山あるが、 産んでしまったら永久に分からない事もある。
昼下がりの駅に独り。晴天。病院の看板。ホームから見える ベランダの布団と鯉のぼり。眩しいフリをして少し目を細めてみた。 絶句するほどの平凡に、私は合掌しよう。
さて、カネが無力になるところを垣間見たのだから、 私たちは、もう昔には戻れ(ら)ないだろう。
西の町を出て東の町へ向かった、一年前の今日。 東向きなのに西日が入る部屋で、今日も一日が終わる。