深呼吸する言葉・港の女「J」

主無き島に取り残された深呼吸歌人の記録

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

深呼吸する言葉・139

たとえ銀行口座の残高が上がり続けたとしても、 子供の熱が下がって行く安心感には絶対に勝てない。

深呼吸する言葉・138

ワイン一本分、ぐらいの、心地よさで、ずうっと、暮らせたら、どんなにか。あはははは。

深呼吸する言葉・137

熱くなるのか、クールでいくか。その時決めてもいいでしょう。 だって私は未熟な感情操縦者だもん。

深呼吸する言葉・136

もう「すぐ動く人」を讃え、「いつまでも動かない人」を諭すのはやめないか。 お前の頭が禿げているのと同じで、それは「どうにもならない」ことであり、「どちらでも良い」ことなのだよ。

深呼吸する言葉・135

「読みすぎる」ことも「愛しすぎる」こともない。 肉体が消える迄おおいに読み、肉体が消えた後もおおいに愛そうじゃないか。

深呼吸する言葉・134

モニタ上でしか知らない人の行方が今日もとても気になる。

深呼吸する言葉・133

梅を見たよ、と夫が言う。 梅食べたい、と子供が言う。 私の脳にふたつの梅がやって来る。

深呼吸する言葉・132

ひとつひとつ、正月を積んできた。(2009年/深呼吸する年賀状)

深呼吸する言葉・131

最近の十年は音速のように過ぎて行く。折角あなたに出会えたのに勿体無いような気持ちになる。

深呼吸する言葉・130

不思議な事ばかり起きる夜もある。